―iKSの4年間を振り返っていかがですか。
お母さま:私には近すぎて見えないけいとの長所を客観的に見てくれるティーチャーやママ友がいてくれて、本当によかったですし、楽しかったです。けいとは天真爛漫な性格で、やんちゃすぎないかと悩むこともありました。でも、みんなから「けいとは芸人だから」と明るく肯定的に受け止めてもらえて、とても安心できました。
年中さんになって、お友だちとのケンカが増えたときには、担任のティーチャーまなみが「何がよくて何がダメなのか、ダメなときはどうすればいいのか」をわかりやすく、根気強くけいとに教えてくれました。「けいとにはけいととパパとママとティーチャーまなみだけが知っている『心のパスワード』があるんだよ。何かあったとき、パスワードを押すと、お友だちの言葉をまず耳で聞いて、頭で考えて、最後に心で考えることができるようになるんだよ」という教えで、けいとが感情的になりそうな時に落ち着いて考えることができるようになりました。パスワードのおかげで、家でもけいととコミュニケーションが取りやすくなったんです。
―iKSのカリキュラムはいかがでしたか。
お父さま:私は年に数回、イベントのときなどに来る程度でしたが、子どもたちのために考え抜かれたイベントに温かみを感じました。特に運動スキルはものすごく伸びましたね。年少さんの頃はボールを投げられなかったけいとが、年長さんでは私とキャッチボールやサッカーができるようになり、バスケットは連続して100回もドリブルができるようになりました。
それから英語はやはりすごいです。今では、アニメも字幕なしの英語版で見ていますし、発音もネイティブのようです。海外の方にエレベーターの中で会ったときなど、けいとは自分から「Hello!」と声をかけます。やりたいと本人がいうので始めたオンライン英会話でも、いろいろな先生とコミュニケーションを取っているのを見ると、頼もしさを感じます。
―小学校受験はiKS入園時から視野に入れていらっしゃいましたね。
お母さま:はい。でも、小学校から私立に入れるのが本当にけいとにとっていいことなのか、ずいぶん悩みました。受験を決めたのは、けいとが英語を好きで、プログラミングにも興味があり、玉川学園小学部にはその両方の環境があること、何より、私と主人の母校だということが大きかったです。受験期にはチャイルド・アイズにも通わせて、習い事も一旦整理して受験に集中させました。振り返ってみると、受験のために学んだり身につけたりしたことも、けいとの経験となり成長の一助になったと思います。
お父さま:私と妻は玉川大学中学部で出会ったんです。ですから、けいとを進学させるのにも安心感がありました。校風も彼に合っていると思います。
iKSで得た生活習慣やマナー、集団生活でしか学べない思いやりやリーダーシップ。それからiKSのカリキュラムの一つで、みんなの前で自分の体験を1分間、英語でスピーチする「show&tell」は、面接試験の際の度胸付けにも役に立ったと思います。このスピーチの話題作りを兼ねて、家族でレジャーや旅行、イベント参加などに出かけたのは、いい思い出になりました。
―これから、けいとくんにはどんなふうに成長してほしいですか。
お父さま:思いやりを持った、温かな、人間味のある人になってほしいと思っています。勉強よりも心を育てたいですね。
お母さま:自分で決めて、自分で責任をもって行動できる人になってほしいです。そのためにも劣等感ではなく自信をもてるよう、勉強をしっかりやってほしい。8月まではチャイルド・アイズで引き続き知育をやらせたいと思っています。一見、主人と考えが違うようですが、けいとを幸せにしたいという「軸」は同じです。
―けいとくんは、将来、何になりたいですか。
けいとくん:小学校ではサッカーをやりたいです。将来はサッカー選手。ゴールキーパーになりたいです。
―最後に、iKSのおすすめのところを教えてください。
お父さま:卒園式など大切なイベントを土曜日にやってもらえるのがいいですね。平日ですと休みにくいですが、休日なら、子どもの行事にも参加できますから。
お母さま:カリキュラムも、ティーチャーのサポートも行き届いていて、働いているお母さんが安心して子どもを預けられる園です。価値観が近い人が集まっているので、小学校受験に関しても情報を共有できました。